赤字だからこそ?ママ起業家が知っておくべき赤字の有効活用のお話

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おはようございます。
ママ起業専門税理士のあさかわひろきです。

今日のテーマは、赤字の有効活用のお話です。

赤字って言葉、聞いたことありませんか?
何となく、いや〜な響きですね。

この、いや〜な赤字ですが、
青色申告をやっていれば、税金面で赤字の有効活用ができます。

起業すると、起業した年は、どうしても赤字になってしまう場合が多いです。
なので、起業の時だからこそ、しっかり最初から青色申告をして、
赤字の有効活用をしていきたいですね。

今日は、赤字の有効活用をしっかり学んで、
起業時から節税対策をしていきましょう!

 

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1. 赤字とは

赤字とは、なんでしょうか?

赤字とは、大雑把に言うと、
収入(売上) < 経費
となってしまうことです。
(黒字は、その逆ですね)

通常、赤字が続くと、お金はどんどん減っていきます。
事業が続かなくなる一番の理由は、お金が尽きることです。
そうならないためにも、赤字はなるべく避けたいですね。

2. 赤字と黒字の相殺

そんな赤字ですが、
青色申告でしっかり確定申告を行うと、
税金面で、赤字の有効活用ができます。

その有効活用とは、
過去の赤字を、将来の黒字と相殺できる!
です。

よくわかりませんね、、。

事例で見ていきましょう。
第1期:100の赤字
第2期:35の黒字
第3期:35の黒字
第4期:35の黒字
だったとします。

白色申告の場合

白色申告の場合、赤字の優遇はありません。
第1期は100の赤字なので、税金は0。
第2期以降は、35の黒字なので、35に税率をかけた金額の税金がかかります。

青色申告の場合

青色申告では、過去の赤字と将来の黒字の相殺が可能です。

まず、第1期は100の赤字です。
赤字なので、税金は0です。
白色申告の時と、結果は同じです。

違いがでるのは、第2期です。
第2期は35の黒字が出ていますが、第1期の赤字と相殺できます。
そうすると、黒字35が赤字35と相殺され、利益はなんと0になります。
利益が0なので、税金は0です。

第3期も35の黒字ですが、第1期の赤字がまだ65(=100-35)余っているので、
35の黒字全部と相殺できます。
利益はまたも0になり、税金も0です。

第4期も35の黒字です。
そして、第1期の赤字が、まだ、30(=100-35-35)余っています。
そこで、黒字の35と残っている赤字の30を相殺して、利益は5になります。

税金は、当初の利益35でなく、5に税率を乗じた金額だけかかることになります。

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いかがでしょうか?
白色申告であれば、
1期目の赤字は過去の遺物となって切り捨てられ、
2期目以降の黒字に税金がかかってきます。

一方、青色申告であれば、
1期目の赤字が2期目以降の将来の黒字を減らしてくれます。

赤字をうまく使えば、大きな節税効果が期待できます
この意味でも、青色申告はしっかりやっていきたいですね。

(「青色申告」の詳細については、こちらを参照ください。)

3. 赤字の賞味期限

赤字の有効活用ですが、無期限に認められるわけではありません。
実は期限が決まっています。

個人だと、3年間です。

つまり、1年目で発生した赤字は、2年目から4年目の3年間しか使えません。
3年間で使い切れなかった赤字は切り捨てられ、それ以降に黒字が出ても、相殺できません。
赤字の賞味期限は3年です。

ちなみに、法人の場合、
赤字の賞味期限は、なんと9年です。
(平成29年4月1日以後に開始する事業年度において生ずる欠損金額の繰越期間は10年)

4. 起業したときから、青色申告

起業した年は、
・起業準備等で出費が多い
・集客の関係で、売上が安定するのに時間がかかる
等々の理由で、どうしても赤字になってしまうことが多いです。

「売上少ないし、赤字だから、今年の確定申告はやめようかな、、」
「赤字だし、青色申告は黒字になってからでいいかな、、」
なんて思っている、あなた!

赤字だからこそ、しっかり青色申告で確定申告をし、
将来の節税対策をしておきましょう!

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