本当にあった!?ママ起業家なら知らないと怖い”住民税”のお話

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おはようございます。
ママ起業専門税理士のあさかわひろきです。

今日のテーマは、(個人の)住民税のお話です。

みなさん、住民税って、あんまり馴染みがありませんよね?

それもそのはずです。

会社勤めでお給料をもらっている人は、住民税は給料天引きされているので、「払った」という実感があまりないと思います。
また、専業主婦で収入のない方であれば、住民税はそもそも0円です。

ところが、
「フリーランスになって想定してなかった、意外な出費ランキング」(独自調べ)の上位にくるのが、この住民税なのです。

住民税の仕組みを知らなかったために、開業資金が不足してしまった!
なんて言う、本当にあった怖い話(?)もあります。

今日は、住民税の基本的なポイントを、しっかりおさえておきましょう!

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1. 住民税って、何?

住民税とは、都道府県や区市町村が行う、住民に身近な行政サービスに必要な経費を補うために、住民にその負担できる能力に応じて広く分担してもらうものです。

実際、いろんな形で行政サービスを受けている(はず)ので、住民税を払うことは、納得ですね。

2. 住民税を払う場所は

引っ越しが多い方は、いったい、どこの自治体に住民税を払えば良いのか、困ってしまいますね。

住民税は、その年の1月1日時点に住所のある場所(自治体)に払います。

少し余談ですが、フリーランスになって、長期間(1年以上)海外で活動しようという方は、出国日に要注意です。

お話したとおり、日本の住民税は、1月1日時点に日本に住所があれば、その住所の自治体に払わなければなりません。言いかえれば、
1月1日に、日本に住所がなければ、その年の日本の住民税はかかりません

例えば、2017年12月15日に出国して「国外転出届」を提出すると、2018年1月1日には日本に住所がないので、2018年の住民税はかかりません。
ところが、2018年1月15日に出国して「国外転出届」を提出すると、2018年1月1日には日本に住所がありますので、2018年の住民税は発生してしまいます。

出国日がたった1月の違いで、1年分の住民税の違いが出てきます。ここでも、住民税の仕組みを知っているかどうかで、大きな違いがでてきますね

3. 住民税を計算してみる

住民税は、よく、「遅れて発生する税金」と言われます。
遅れて発生するからこそ、住民税が起業1年目のフリーランスを苦しめる原因にもなっています。
これは、どういうことでしょうか?

住民税の計算は、ざっくりですが、所得(もうけ)の10%です。
問題は、この所得が、いつの所得かということなんですが、実は、
住民税は、昨年の所得をベースに計算されます
例えば、2017年の住民税は、前年の2016年の所得に基づいて計算します。

なので、高い報酬をもらっているプロスポーツ選手が引退した場合、翌年の住民税は大変です。
なぜなら、年俸が数億円のプロスポーツ選手は、住民税だけでも数千万円(!)になります。現役の時は、数億円の収入があるので住民税はちゃんと払えます。しかし、プロスポーツ選手が引退したら、翌年も現役時代並みの収入を得られる人は、中々少ないはずです。

そんな事情に関係なく、住民税は、昨年の現役時代の年俸をベースに計算されます。ちゃんと計画的に貯金をしておかないと、数千万円もの住民税は払えませんよね。

このプロスポーツ選手の話は、人ごとと思ってはいけません。フリーランス1年目の方も、金額は違いますが、引退するプロスポーツ選手と同じことがおこる可能性があります。
特に、フリーランスになる前年に、そこそこ収入のあった方は、フリーランス1年目の支出計画の中に、住民税の計算をしっかり入れておきましょう。

「住民税の支払いを計画に入れてなかったために、開業資金が不足して、開業できませんでした、、」なんて方、少なくないですよ!

具体的に計算したい方は、以下のような住民税をシミュレーションできるサイトもあるので、参考にしてみてください。
http://juuminzei.com/html/keisan-auto.html

4. 住民税を払う時期

住民税はいつ払うのでしょうか?

フリーランスの場合、その年の住民税は、4月から5月くらいに、納付書が送られてきます。これを一括(6月末)で払う事もできますし、分割(4期)で払うこともできます。分割の場合は、1期は6月末、2期は8月末、3期は10月末、4期は翌年1月末が納付期限です。

5. 住民税ふるさと納税関係

ちまたで話題のふるさと納税

実は、住民税と密接な関係があります。
ふるさと納税をすると、住民税が安くなるのです(一部の例外を除く)。

どういうこと??
それでは、ふるさと納税の仕組みを簡単に説明しましょう。

ふるさと納税は、まず、寄付をしたい自治体を自分で選択します。
そうなんです。ふるさと納税は、自治体への寄付なんです。
その代わり、寄附額のうち2,000円を越える部分について、(所得税と)住民税が安くなります(ただし、一定の上限があります)。
そして、今の制度では、そのお礼として、寄付した自治体から、お米やお肉等がもらえるわけです。

ふるさと納税をしなければ、そのまま住民税を払って終わりです。
ふるさと納税をすれば、住民税を払って、しかもお米等のお礼がもらえます。

ふるさと納税がめんどうくさい!又は2,000円がもったいない!という人以外、ふるさと納税をしない理由がないですね!

6. 滞納すると

住民税も税金ですから、滞納するとペナルティとして延滞税がかかります。延滞税の利息ですが、2017年であれば、遅れる期間によって、2.7%から9.0%かかります。デメリットしかありませんので、注意しましょう。

7. まとめ

いかがでしたでしょうか?
馴染みのない住民税も、基本的なポイントをおさえておけば、怖くありませんね。

ママ起業サポでは、この他にも、フリーランスが知っておかないと怖い税金の基本的なポイントを学べますので、ご興味のある方はこちらまで!



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