失敗しない簿記シリーズ 第1回 ~簿記とは~

shutterstock_254749600

おはようございます。
ママ起業専門税理士のあさかわひろきです。

今日のテーマは、「簿記って何!」というお話です。

フリーランスになると、嫌でも避けては通れないことがいろいろあります。その中でも、西の横綱に位置するのが、「確定申告」であり、その作成ルールでもある「簿記」です。

もし簿記のエキスパートになりたいのであれば、相当な時間と経験が必要なので、それは大変な道のりです。しかし、みなさんは、確定申告ができれば良いわけで、簿記のエキスパートになりたいわけではありませんね

実は、確定申告に必要な簿記の知識は、コツさえ分かれば、皆さんが思っているほど、大した事はないんです

失敗しない簿記シリーズでは、みなさんに、簿記のエキスパートではなく、簿記のコツだけマスターしてもらって、早く簿記の悩みから抜け出してもらえればと思ってます。

今日の第1回は、まず、簿記についての大枠を理解して、簿記アレルギーを解消しましょう!

確定申告の全てがわかる『開業初年度の確定申告で個人事業主が知っておきたい全知識』公開中!

1. 簿記って、なんですか?

簿記とは、なんでしょうか?

簡単に言うと、「帳簿に記入(記録)すること」です。
、、、、よくわかりませんね。

 もう少し詳しく言うと、
事業の活動内容数字で記録すること」です。

 ポイントは「事業の活動内容」「数字」です。

「事業の活動内容」

記録する範囲は、あくまで事業の活動内容になります。

ですので、事業と関係ない、たとえばプライベートな活動(友達との飲食等)などは、記録する必要はありません。

「数字」

数字で記録しますので、数字にできないものは、記録しません。

例えば、その業界では力のある人から「起業の応援しますよ!私の名前を使ってください!」と言われたとします。確かに、何かしらお仕事のプラスになりそうですが、この効果を数字には表せないので、簿記で記録はしません。

2. 簿記の種類

簿記には、主に2種類あります。

単式簿記(簡易簿記)複式簿記です。

単式簿記

単式簿記とは、取引のパターンを1つに限定して記録する方法です。
典型的なのが、「お小遣い帳」です。「お小遣い帳」は、取引の出入をすべて「現金」に限定して記録します。

 例えば、こんな感じです。

取引日 金額 取引内容
1月5日 +100,000円 親からの借入
1月10日 +50,000円 売上の収入
1月31日 ▲10,000円 事務用品の購入
小計 140,000円 1月31日の現金残高


(メリット)

  • シンプルで簡単に記録できる
    「お小遣い帳」としては、単式簿記でも充分に仕上がります。

(デメリット)

  • 現金以外の取引を記録できない
    単式簿記は、取引を限定(例えば、現金でしか取引しないなど)して記録します。しかし、現実は、預金口座を使ったり、カード払いだったり、分割払いだったり、いろいろありますよね。このように、単式簿記は限定した取引しか上手く記録できません。
  • 儲けがわからない
    先ほどのお小遣い帳(単式簿記)をもう一度見てみましょう。入金が、「親からの借入」と「売上の収入」の2回あります。しかし、この2つの入金は、全然内容が違いますね。1つは借金であり、もう一つは儲けです。
    ところが、単式簿記では、同じ「入金」として記録するので、どうして現金が増えたのか、いくら儲かったのかが、すぐにはわかりません。
    せっかく、時間を割いて帳簿を付けても、肝心の儲けがわからないと、ちょっと損した気分になりますね。

複式簿記

複式簿記とは、取引のパターンを限定せず、記録する方法です。
複式簿記の特徴は、1つの取引に対して、必ず左と右に科目と金額を記載して記録します。

取引日 借方 貸方 取引内容
1月5日 普通預金 100,000円 借入金 100,000円 親からの借入
1月10日 普通預金 50,000円 売上 50,000円 売上の収入
1月31日 消耗品費 10,000円 現金 10,000円 事務用品の購入


 (メリット)

  • あらゆる取引を記録できる
    単式簿記と違って、取引を現金に限定する等の制限はありません。あらゆる取引を記録できます。
  • 財務諸表が作成できる
    財務諸表とは、財産や債務がいくらあって、どのくらい儲かっているかを記載した計算書のことです。
    ここで、「ふーん」と他人事と思ってはいけません!
    この財務諸表を作成できることが、青色申告の税務上の恩恵(詳細は次にお話します)をしっかり受けられる条件の1つになっているのです。そして、この財務諸表は、複式簿記でないと、作成できません。

(デメリット)

  • 記録するのにコツがいる
    取引を記録するのに、必ず左側と右側に記載する等、一定のルールを覚える必要があります。

3. 青色申告の65万円特別控除

単式簿記でも、確定申告の作成はできます。

しかし、青色申告のメリットを十分に受けるなら、圧倒的に複式簿記が有利です。
特に65万円の特別控除は、是非、適用しておきたいです。

(「青色申告のメリット」の詳細については、こちらを参照ください)

4. まとめ

いかがでしたでしょうか?
簿記には単式簿記と複式簿記の2種類あって、複式簿記は手間だけど、いろいろと税金の特典があるという事は、ご理解頂けたと思います。

ただ、簿記の本だけを読んだりしていると、なかなかやる気が起こらなかったり、痒い所に手が届かなかったりしますね

ママ起業サポでは、あなたに合った、簿記の知識を学べますので、ご興味のある方はこちらまで!

 

今なら!体験セッションが無料で受けられる!!

ママ起業サポ専属の起業家専門税理士による、経営・税務・会計記帳について全体を学べる体験セッションを「初回無料」でご提供しています。 セッションは東京23区内なら無料!遠隔地でもskypeであれば無料で受けられます。

LINEで最新情報を配信中!

LINEで友達になると、最新の経営・税務・会計記帳ノウハウなど、起業に必要な情報をいちはやく受け取ることができます。

友だち追加数